筋力計算ツール
垂直跳びパワー計算ツール
垂直跳びの記録をワットに変換します。Sayersの式でピークパワーと平均パワーを推定。無料ですぐに使え、登録不要です。
パワーは鍛えられます。ジャンプ、メディシンボール投げ、高重量シングルを週のどこに置くかはコーチが決めます。
垂直跳びは何を測っているのか
垂直跳びは、最も安価な下半身パワーテストです。どれだけ高く跳べたかは、どれだけ大きな力をどれだけ速く出せるかをそのまま反映します。ただし跳躍高だけでは同じ体格の人としか比べられません。ワットに変換すると体重が計算に戻ってくるので、60 kgの選手と100 kgの選手を比較できるようになり、増量や減量をしても追いかける意味のある数値になります。
計算方法
中心となるのはSayersのピークパワー式——60.7 × 跳躍高(cm)+ 45.3 × 体重(kg)− 2055——で、Sayersらが1999年にMedicine & Science in Sports & Exerciseで発表しました。同論文は108名のアスリートを対象に3つの跳躍パワー式をフォースプレート実測値と突き合わせて検証しています。反動を使う跳躍にはカウンタームーブメント版(51.9 × 高さ + 48.9 × 体重 − 2007)を、平均パワーにはHarmanら(1991)の式を使います。いずれも健康な運動習慣のある集団で当てはめた回帰式なので、非常に軽く跳躍高も小さい人には有効な値を返しません。
跳躍高を正しく測る
毎回同じ方法を使い、混ぜないでください。Vertecや壁タッチはリーチからの到達差を測り、コンタクトマットは滞空時間から高さを逆算します。同じ選手でも両者は数cm食い違います。しっかりウォームアップし、完全に休息を挟んで3回跳び、最高値を記録します。スクワットジャンプ式には反動を使わずクォータースクワットで静止してから跳ぶ形を、カウンタームーブメントの数値には普段どおりの跳び方を使ってください。腕を振っても振らなくても構いませんが、どちらかに決めて変えないことです。
数値の使い方
絶対値のピークパワーはチームメイトや公表基準と比べるための数値、体重あたりのワットはシーズンを通して自分自身と比べるための数値です。後者は体重変動の影響を取り除いてくれます。絶対パワーが伸びているのに相対パワーが横ばいなら、伸びの正体は体重であって爆発力ではありません。ほかは順調に伸びているのに跳躍だけ止まる原因は単純です——高重量のゆっくりした種目ばかりで、速い動きが入っていないのです。