体組成計算ツール
Durnin & Womersley計算ツール
上半身4か所の皮下脂肪厚から体脂肪率を推定します。1974年に発表され、今も臨床の標準として使われるDurnin & Womersley法。無料ですぐに使え、登録不要です。
4か所とも上半身なので、服をほとんど脱がずに測定できます。
1回の測定は基準線です。コーチがそこからプランを作り、進みながら測り直します。
Durnin & Womersley法とは?
John DurninとJosephine Womersleyは、16歳から72歳までの481名について4か所の皮下脂肪厚と水中体重測定による全身密度を測り、その回帰式を1974年にBritish Journal of Nutritionに発表しました。今も日常的に使われている皮下脂肪厚法の中では最も古く、ジムよりも臨床や研究の現場で出会う可能性が高い方法です。理由の一つは、4か所すべてが上半身にあるため、袖をまくるだけで測れることにあります。
計算方法
上腕二頭筋部・上腕三頭筋部・肩甲骨下部・腸骨上部をmm単位で合計し、D = c − m·log₁₀(Σ)で密度を求めます。cとmは性別と年齢区分ごとの表から読み取ります。20〜29歳の女性なら1.1599 − 0.0717·log₁₀(Σ)です。この密度をSiriの式495/D − 450で百分率に変換します。対数に注目してください。Jackson & Pollockの2次式と違い、こちらは皮下脂肪厚が厚くなるほど寝ていきます。体脂肪率が高い領域で2つの方法がずれていくのはこのためです。
誕生日を境に推定値が跳ぶ理由
Durnin & Womersleyは、Jackson & Pollockのように年齢を連続変数として式に入れるのではなく、17〜19歳、20〜29歳、30〜39歳、40〜49歳、50歳以上という年齢区分ごとに別々の回帰式を当てはめました。その結果は実際に現れます。同じ4か所の測定値が区分の境界をまたぐだけで1〜2ポイント違って読まれるのです。これは式の発表形式による人工的なもので、体が変わったわけではありません。系列の途中で境界をまたいだら、その旨を記録して続けてください。
皮下脂肪厚の測り方
腕を脱力させ、下の筋肉を緩めた状態で右側を測ります。上腕二頭筋部は上腕前面の肩と肘の中間を垂直に、上腕三頭筋部は同じ高さの後面を垂直に、肩甲骨下部は肩甲骨下角のすぐ下から下外方へ走る斜めの皮下脂肪厚を、腸骨上部は腸骨稜のすぐ上を皮膚の自然な線に沿って斜めに測ります。キャリパーの先端が当たる位置から1cmほど離してつまみ、キャリパーを完全に離して2秒後に読み取り、各部位を回しながら3回測って中央値を使います。平均ではありません。
数値の使い方
1974年のサンプルは英国人で、しかもほとんどが運動習慣のない人たちでした。そのため、非常に絞れている人やよく鍛えている人では高めに出る傾向があります。ただし、これは聞こえるほど大きな問題ではありません。皮下脂肪厚法の価値は数か月にわたって描かれる推移にあり、一定方向のずれは推移の中で打ち消されるからです。同じ測定者、同じ部位、同じ方法を保ち、この数値は医学的な評価ではなくトレーニング上の判断のための推定値として扱ってください。