リカバリー計算ツール

安静時心拍数計算ツール

朝の脈を数日分記録すると、直近の値を自分のベースラインと比べられます。成人の一般的な範囲である60〜100 bpmのどこに入るかも表示します。無料ですぐに使え、登録不要です。

毎日の測定値(bpm)
直近の測定値
63bpm
ベースライン — 直近を除いた測定値
58.6bpm
ベースラインに対する直近の値
+4.4bpm
使用した測定値の数
10
全測定値の平均
59bpm
日々のばらつき(SD)
1.9bpm
最も低い測定値
57bpm
最も高い測定値
63bpm

成人の一般的な範囲である60〜100 bpmの内側です。

脈だけでは分かることが限られます。コーチは実際に行ったその週のトレーニングと並べて読みます。

安静時心拍数が語ること

成人の安静時洞調律は、慣例として1分あたり60〜100拍とされます。60未満が徐脈、100超が頻脈で、この2本の線はどの循環器の教科書にも載っています。このページが返す絶対的な閾値はこの2つだけです。定義が定まっているのがこの2つだけだからです。60未満は持久系のトレーニングをしている人ではごく普通でもあるので、評価としてではなく、説明のための注記として表示しています。

アスリート/優秀/良好/平均/不良の一覧表を載せていない理由

その表にはきれいな一次資料がなく、掲載しているサイトごとに区分が違うからです。その中心にある主張——安静時心拍数が低いほど体力があるという主張——は、個人間で比べたときにはゆるくしか成り立ちません。安静時心拍数は遺伝の影響が強く、70 bpmのランナーが55 bpmのランナーより体力がないわけではありません。そう読める表を印刷することは、存在しない知見をこしらえることになります。期待していた評価が見当たらないのは、意図的にそうしているからです。

動く数値は自分自身のベースラインに対する差

実際に行動につながる比較は、自分の直近の朝との比較です。ですからここでのベースラインは直近を除く全測定値の平均で、今日の値をそれに対して報告します。自分の平常値からの上昇は、睡眠不足・飲酒・暑さ・きついトレーニング、そして感染症がはっきりする1〜2日前を追いかけます。その上昇に閾値は付けません。よく言われる「ベースラインより5拍高ければ引くべき」には、この計算ツールが引用できる一次資料がありません。ですから数値だけを示し、解釈はあなたに委ねます。よく眠れなかったかどうかを知っているのはあなただけです。

何日分記録すればよいか

信号は個人ごとのものなので、系列が必要です。測定値が1つしかない場合、ベースライン・上昇幅・ばらつきは、1点からでっち上げるのではなく空欄で返します。今日の値と等しいベースラインは、上昇ゼロを永遠に報告し続けるからです。ばらつきは標本標準偏差で、数日分の日次測定からは、その数日のばらつきではなく、あなたの根底にある日々の変動を推定します。上限は30個です。1か月を超えると、それは記録ではなくデータの取り込みになります。

測り方

朝いちばん、まだ横になったまま、起き上がる前、スマートフォンを見る前に測ります。立ち上がるだけで心拍数は10拍以上上がるので、ベッドから出た後の測定は「起き上がったこと」を測っています。15秒数えて4倍するのではなく、まるまる60秒数えてください。4倍すると誤差も4倍になります。時計やストラップに任せる場合は、その場の値ではなく、夜間に記録された最も低い持続値を採ってください。ここでは精度より一貫性が勝ちます。毎日同じように少しずれた方法でも使える傾向は出ますが、良い方法をばらばらに使ってもそうはなりません。

これで見えないもの

これはあなたが測った数値の記述であって、それ以上のものではありません。不整脈の検出はできません。脈の乱れ、動悸、めまいは日々の平均には現れず、きちんとした波形記録が必要です。受け付けるのは25〜120 bpmです。25未満は自宅で測る安静時の脈ではありませんし、安静時に120を超える値は、グラフで傾向を追う対象ではなく、行動すべき測定値です。