有酸素運動計算ツール
最大心拍数計算ツール
年齢から最大心拍数を、発表されている4つの式で推定します。教科書的な220 − 年齢が、より精度の高い式からどれだけ離れているかも分かります。無料ですぐに使え、登録不要です。
| 式 | 推定値 | 標準的なばらつき |
|---|---|---|
| フォックス(220 − 年齢) | 180 拍/分 | ±11 拍/分 |
| 田中(2001年) | 180 拍/分 | ±7 拍/分 |
| グラティ(2010年、女性) | 171 拍/分 | ±7 拍/分 |
| ネス(2013年) | 185 拍/分 | ±10.8 拍/分 |
推定した最大値は出発点にすぎません。実際に走り込めるゾーンはコーチが決めます。
最大心拍数とは?
最大心拍数は、全力で追い込んだときに心臓が打てる1分あたりの上限です。体力の指標ではありません。同じ年齢なら、鍛えている人とそうでない人の最大値はしばしば同じで、トレーニングを積んでもほとんど動きません。最大心拍数が決めているのは、すべての心拍ゾーンを計算する物差しの上端です。だからこそ、おおよそ合っていることには意味があり、完全に正確であることにはほとんど意味がありません。
計算方法
年齢に対する最大心拍数の回帰式を4つ使います。フォックス(Fox)、ノートン、ハスケル(1971年)が示したおなじみの220 − 年齢は、当てはめた式ではなく、寄せ集めたデータに引いた1本の直線でした。田中(Tanaka)、モナハン、シールズ(2001年)は18,712人で当てはめ直し、208 − 0.7 × 年齢としました。グラティ(Gulati)ら(2010年)は女性5,437人に限って206 − 0.88 × 年齢を導いています。ネス(Nes)ら(2013年)はノルウェーのHUNT3コホートから211 − 0.64 × 年齢を得ました。このページは女性にはグラティ、男性には田中を優先して表示します。
4つの式が食い違う理由
220 − 年齢は実際より傾きが急です。20代の人には高く、50代を過ぎた人には低く出て、しかもほぼどの年齢でも女性を過大に見積もります。グラティの式は、まさにこの差を埋めるために作られました。4つの式は40歳付近で交差するので、40歳の男性はどの式でも同じ数値になり、それ以外の人には幅が出ます。時計の表示とジムの換算表が食い違う理由は、たいていこれです。
精度はどのくらい?
個人に当てはめる限り高くはありませんし、このページのどの式でもそれは変わりません。残差の標準偏差は式によって7〜11拍/分あるため、およそ3人に1人は上に示した範囲の外に出て、20人に1人は推定値から20拍/分以上離れます。年齢で説明できるのは、ばらつきの一部にすぎないのです。ゾーンを重視するなら、監視付きのランプテストか、きつい坂ダッシュの反復で実測した最大値に置き換え、それまでの間だけ推定値を使ってください。